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大学受験勉強というのは系統学習

大学受験勉強というのは系統学習だから、全体像を知ったうえで各個別分野を復習するほうが、理解の深さもスピードも増すのだ。また、試験が近づいてくれば気持ちも高ぶってきて、集中力も高まってくる。追い込まれてくると、人は思わぬ力を発揮するようになるから、1日に長い時間勉強をしていても耐えられるようになる。つまり、後半になればなるほど集中力も高まり、長時間勉強ができるようになり、スピードも速くなるのだ。したがって、少し勉強が遅れがちだった子も、6年生後半の時期は追いつくための大切な時期だと考えて、あきらめることなく、あせることなく最後まで一生懸命に勉強を続けるべきだ。受験の場合、「夏休みが大切だ」と言われることが多いが、夏休みよりも冬休みのほうがはるかに大切だ。冬休みの1日は、夏休みの3日分くらいに相当するかもしれない。逆転を信じて、最もスピードの上がる最後の追い込み期を大切にさせよう。

まともな指導者がそろう個別指導塾

まともな指導者がそろう個別指導塾は、一回九十分で最低七千円はかかるということになると思います。これなら、家庭教師として、学生を一回二時間で四千円、院生を七千円で直接雇う方がコストパフォーマンスが良いことになります。とはいうものの、お子さんに何らかの問題か、あるいはご家庭の都合があり、一般の予備校や家庭教師を雇って学ばせることができない場合、どうしても個別指導塾しか選択肢がないケースもあると思います。そういったときは、次の点を選択のポイントにしてください。「良く整頓されて居心地の良い空間構成になっているか?」個別指導塾の中には、二人座るのがやっという妙に細かく仕切られたスペースが多くあります。個人指導には、教師と生徒が並んで座って、ややゆったりとした空問があることが必要です。また、とかく掃除が行き届かず、中には食べ物の臭いが充満しているようなところもあります。こういうところは、仕事も繊細さを欠いたいいかげんなところが多いので注意が必要です。

受験できるレベルまで育成する

長期にわたる受験勉強をとおして生徒を指導し、実際に受験できるレベルまで育成するのが予備校の役割ですから、実質受験率が高い(志望校変更者が少ない)予備校ほど「長期的な指導能力」にすぐれている、つまり「一人一人の生徒を大切にする」「脱落者を出さない指導をしている」といえるのです。しかし現実問題として「A大学の当初の志望者数」を知ることはできません。そこで実質受験率を計算する場合は、近似値としてその予備校の「同学年在籍者数」を代用します。「一般に大学入試の受験勉強を始めるときはA大学のような難関校をめざす」と考えればこの計算は成り立つでしょう。このように合格実績は合格者数ではなく、実質合格率と実質受験率を検討することが重要で、単に合格者数を比較しても有用な情報は得られません。なお、実質合格率と実質受験率を計算するには、合格者数、受験者数、同学年在籍者数の三つの数値を知る必要があります。通常、合格者数は公表されますが、受験者数と同学年在籍者数は公表されません。そこでこの二つは予備校に問い合わせてください。合格者数を公表しながら、受験者数や同学年の在籍者数を秘匿するような予備校は不誠実ですから近づかないほうが無難です。

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